圧縮機をイチから設計する仕事。
実物に触れながら勉強中です。

加地テックが製造している圧縮機はほとんどがオーダーメイドです。毎回異なるお客様のオーダーに高い品質で応えるために、圧縮機全体の設計から、主要部品である大きなピストン、そして油の残量を表示する小さなゲージまで、大小様々な部品を自社で設計し、加工しています。
私の所属している設計部開発課は、圧縮機や各部品の設計業務に加え、完成した製品の試験運転や、お客様に納入した製品の状態診断なども行います。実物を運転することで「想定よりも機械が熱を帯びる」など図面だけでは見えてこないことがあり、そこで得た情報を次の設計に活かし、よりよい圧縮機の開発に取り組んでいます。
試験運転や検査では、製造部や品質保証部、ときにはアフターサービス部と協働することもあります。メンテナンスの時はどんな点を重要視しているのかなどを知ることができて、様々な視点から自分の設計の力を高めることができています。

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なぜこの設計なのかを考え抜く。
すみずみまで根拠のある設計をする。

設計で大切にしていることは、なぜこの形状なのかを考え抜いて、すみずみまで根拠のある設計をすることです。少しでも「これくらい」という気持ちが自分にあれば、不具合につながることがあり、それはあってはならないこと。加地テックでは、私たち設計開発のメンバーも、製造担当者やアフターサービス担当者と試験運転や点検を一緒に行うので、自分が担う設計の重要性を再認識でき、この姿勢はさらに強くなっています。
今は、部品の設計や試験・検査業務で圧縮機への理解を深めているところですが、ゆくゆくは、圧縮機本体の設計をイチから担当したいと思っています。圧縮機の知識をいちばん求められるポジションですし、力学や機械工学などの知識も高いレベルで必要。難しい目標です。でも、その分、きっと大きなやりがいを得ることができると思います。

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これからの時代に欠かせないKAJI。
自分もその一人として。

加地テックへは中途入社し、現在、2年目です。前職では自動車部品の設計をしていました。転職を決めた理由は、加地テックが水素関連の圧縮機という新分野に挑戦していたこと。世界的にカーボンニュートラルへの取り組みが活発になってきており、これからの時代に欠かせない会社になるだろうと思えたからです。
まだまだ勉強中ですが、今、まさにその水素関連の圧縮機に自分も携わるようになり、嬉しく思います。私の仕事が水素社会の実現を加速させることだって十分にありうるということ。圧縮機のことならあいつに聞いてみようと、多くの人に思ってもらえるような、頼りにされる存在を目指します。

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One Day Schedule
8:30
始業

1日のスケジュールを確認。現場に行くことが多くあり、会議の時間を忘れないように気をつけています。

始業
9:00
試用運転

他部署のメンバーと一緒に製品の試験運転。日によっては、工場内を忙しく動き回ることもあります。

12:00
ランチ

食堂もあるのですが、大好きな甘い菓子パンを求めコンビニに行くことが多いです。

ランチ
13:00
ミーティング

課内の進捗や検討事項の確認など。情報収集のために協力会社とミーティングを実施することもあります。

15:00
デスクワーク

試験結果のまとめや図面の作成。試験結果をまとめながら自分なりの考察をすることを大切にしています。

デスクワーク
18:30
帰宅

1日の業務日誌を作成したら帰宅します。帰り道に音楽を聴いてリフレッシュしています。

未来へのKAJIとなれ

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