2022年6月16日
株式会社三井E&Sマシナリー向け大型水素圧縮機の納入について

 株式会社加地テック(本社:大阪府堺市、代表取締役社長:鈴木博士、以下「当社」)は、株式会社三井E&Sマシナリー(本社:東京都築地、代表取締役社長:田中一郎、以下「三井E&Sマシナリー」)の玉野機械工場敷地内に建設される1,000Nm3/hrの大容量の水素ガス供給を可能とする水素ガス供給設備用の往復動圧縮機を納入します。

【MK-Aシリーズ往復動圧縮機】

 当社は、水素製造・出荷・発電・フォークリフト充填など水素サプライチェーン及び水素モビリティー用に製品開発・製造・販売を行っており、低圧から超高圧(110MPa)まで幅広く納入実績を持つ国内における水素圧縮機のトップメーカーです。

 この度開発をした水平対向型の往復動圧縮機のMK-Aシリーズを、大型かつ高圧の水素圧縮機として、三井E&Sマシナリー玉野機械工場内の水素ガス供給設備用に納入する事になりました。

 一方、当社と同じく株式会社三井E&Sホールディングス傘下の三井E&Sマシナリーは、これまで累計1,000基超の往復動圧縮機を国内外顧客向けに納入している日本有数の往復動圧縮機メーカーで、特に石油製油所の脱硫工程で使われる大型の水素圧縮機を得意として、国内外に800基超の水素圧縮機の納入実績があります。

 水素社会の実現に向けて、今後大型かつ高圧の往復動圧縮機が要求されると考えておりますが、当社と三井E&Sマシナリーを含む三井E&Sグループでは、小型から大型まで幅広いモデルを持つ、水素圧縮を得意とする世界でもユニークな往復動圧縮機メーカーとして、当社が培った水素サプライチェーンや水素モビリティー向けの知見・技術を活かし、調査、研究、開発を進めています。

 引き続き、水素圧縮機のリーディングカンパニーとして、企業価値向上と水素社会実現に向けて貢献すべく、積極的に取り組んでまいります。

納入先三井E&Sマシナリー株式会社 玉野機械工場敷地内
圧縮機概要水素ガス供給用
型式MK-A-2
取扱ガス水素
吸込圧力0.6MPa
吐出圧力19.6MPa
吐出量1,000Nm3/hr
定格動力190kW
納入予定2023年
■概要
株式会社加地テック 営業部 CN(カーボンニュートラル)営業課 須賀
電話:03-5679-6910(代表)
■お問い合わせ先

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